平素は格別なご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。
私どもは2000年より25年間に渡り、フランスの農家が飼育から行い、完全に手作りしている鴨 やアヒルの惣菜料理を、日本の皆さまにお届けしてまいりました。
それは実際に「昔ながらの伝統的な方法」を用いたもので、飼育している土壌や与える水・飼 料に至るまで、農薬などを使用していません。その分、人の手をかけることは厭わずに育てられて 来た、最も素朴な製品であり食べ物であります。この「伝統的な飼育方法」は、現代では大変に 貴重なものとなってしまいました。だからこそ、いま一度見直され、次世代にも伝え残した方が 良いのではないか?と考え、この会社はスタートしています。
近年、原産国フランスでは、鳥インフルエンザの度重なる発生により、フランス農業省は「高 病原性鳥インフルエンザ(IAHP)に対するワクチン接種プログラム」を実施することにしまし た。北米各国はこれに対してその危険性を考慮し、フランスおよびEU加盟国産のワクチン接種さ れた家禽類の輸入を停止する措置をとっています。しかし、フランス側の粘り強い交渉を経て、 2024年から段階的に、ワクチン接種されていない鶏やアヒルに限定し、禁輸措置が解除されまし た。ですが、この中に鴨は含まれていません。
私たちが契約している農家にも、ワクチン接種の通達が来ており、従来通りの伝統的な方法を 維持したくとも叶わず、雛の段階から高病原性鳥インフルエンザ(IAHP)ワクチンの接種が義務 化されることになりました。
この高病原性鳥インフルエンザワクチンには「自己増幅RNA」が含まれています。このワクチ ンを接種された動物を食べることによって、人の身体にもmRNAが、本人の意図することなく入ってしまう事になるでしょう。
ル・キャナール・ドレでは、取り扱いする商品を販売する以前に、私たち自身もそれを食べた いと思うか?美味しいと感じられるか?という感覚を大切にして来ました。
ワクチン接種が義務化された事によって、この点をクリアすることが出来るかどうかを、様々な 資料をあたり、専門家の意見を参考にし、検討してまいりましたが、『ワクチン接種された鴨や アヒルの製品は食べたいと思えない』と、判断せざるを得ませんでした。
そのため、今後、ワクチン接種された鴨やアヒルの製品の輸入および取り扱いを、停止するこ とに致します。
ご愛顧いただいていた皆さまには大変申し訳ございません。私どもと致しましても 誠に残念でなりませんが、この決断をご理解いただけましたら幸いです。
なお、接種以前に製造されたものは、賞味期限内で現在も販売しております。在庫がなくなり次 第、販売も終了させていただきますので、あらかじめご了承おきください。
令和7年12月
ル・キャナール・ドレ代表 マルタン・アンネリース
※以下に研究発表された資料の簡単な翻訳を加えておきます。ご自身の判断の参考にして下さい。
サバティエ博士情報 (Informations DR SABATIER-TOCSIN)
研究経歴とワクチン観
サバティエ博士は 1989 年に CNRS に採用された。研究テーマはワクチン。パスツール研究所のモン タニエ教授と協働し、 自身でも「サソリ毒刺症に対するワクチン」を開発した。
博士の見解
●自己増幅型 mRNA の仕組みと危険性
このタイプのワクチンでは、抗原(例:スパイク蛋白)をコードする mRNA に、ウイルス由来の複製酵素 複合体(リプリカーゼ)が挿入されている。注入後、細胞内でこの mRNA が伝達されると、 抗原タンパ クとともにリプリカーゼ蛋白も生成され、自己複製ループが生じる。したがって、一度注射すれば、抗 原と複製酵素が持続的に産生されうる。 サバティエ博士はこう警告する: 「どのくらい抗原が作られるかを制御できず、 またリプリカーゼ活性を抑える術もない。 RNAは体内 のあらゆる細胞で見つかる。何が起こるか予測不能だ。」
●リスクの多様性
抗原生成量は個体差(健康状態・遺伝子型・免疫系)により大きく異なる。 さらに、これら mRNAは化 学的に改変されており、 自然の mRNA より極めて安定性が高く分解されにくい。体内分布も制御不 能で、注射部位(肩の筋肉)に留まらず、血流を介して生殖器・脳・胎盤に到達する可能性があるという。
●伝達ミスと未知のタンパク生成
使用されているヌクレオチド N1-メチルシュードウリジンは、 リボソームが 1塩基分読み枠をずらす 原因となりうる。 結果として、本来の抗原とは無関係なアミノ酸配列が生じ、未知のタンパク質が生成される。たとえ ば、H5 ヘマグルチニン抗原を作るよう設計された場合でも、 H5抗原以外の未知のタンパクが多数産 生されるおそれがある。 これらは免疫系を刺激し、 自己免疫疾患・代謝障害・腫瘍などを引き起こす可能性がある。
●脂質ナノ粒子の問題
mRNA 製剤にはナノ粒子(リン脂質・PEG 化脂質・カチオン脂質・コレステロール)が用いられている。 彼は特に PEG およびカチオン脂質の毒性を指摘し、 「実験的に有害性が確認されている」と述べる。
●動物ワクチンと食品への影響 フ
ランスでは約 6200 万羽のアヒルのうち半数に自己増幅型 mRNA ワクチン CEVA が使用された (H5N8株対策)。 RNA は加熱 65 °C 付近から分解し始めるが、構造や長さにより安定性が異なる。 SEVA ワクチンには熱耐性のスクアレンやポリカチオン酸化鉄ナノ粒子が添加され、軽度の加熱や胃酸 でも完全には分解されにくい。 「レア焼きのアヒル肉では、口腔粘膜から機能性 mRNA が吸収されうる。 これは時限爆弾であり、BIO(有機)認証品も例外ではない。」
●博士の見解まとめ
「人間や動物に mRNA をワクチンとして用いるのは狂気の沙汰だ。 細胞の機能を撹乱し、自然免疫と適応免疫を破壊して免疫不全を誘発する。 このデータが示すものを見れば、即刻中止すべきだ。」
「Juste Milieu」より翻訳
鳥インフルエンザ:アヒル産業を救うためのワクチン接種
2023年10月1日以降、フランスは高病原性鳥インフルエンザ(IAHP)としても知られる鳥インフルエンザ に対して、 養殖アヒルへのワクチン接種を義務化した。これは世界でも唯一の措置である。 他のどの国もこれほど厳格ではない。
農業省の公式サイトに公開された文書を参照
2024年11月13日に正式化されたフランスのワクチン接種計画。今日では、メッセンジャーRNAワクチンはアヒルだ けに関係するものではない。
飼育者たちは依存関係にあるため、選択の余地がない。 これはCOVID(コロナ)のメカニズムを思い出させる。多 くの人々が、ワクチンを接種しなければ職を失うという状況に置かれた。アヒルの場合、自己増幅型メッセンジャー RNAワクチンが使用されている。 すでに存在するより古典的なワクチン、すなわち不活化ワクチンもある。
自己増幅型メッセンジャーRNAワクチンの使用は、 獣医の世界では初めてのことである。
このように大規模なワクチン接種キャンペーンも初めてである。そして、そのような自己増幅型ワクチンの使用も、 再び初めてのことである。2023年10月から2024年9月の間に、6100万羽のアヒルがワクチン接種を受け、疑念の中で 2024年10月にキャンペーンが再実施された。 使用された2つのワクチンは、不活化ワクチンと自己増幅型メッセンジャーRNAワクチンである。 「自己増幅型」とは、細胞内で自己複製が可能なメッセンジャーRNAワクチンを意味し、抗原タンパク質の生成を増大 させる。現時点では、これらのタンパク質がアヒルの臓器内、特にもっとも食用にされる筋肉や肝臓にどのように分布 しているかは確かではない。
さらに、食品安全性に関するデータの欠如がある。 AFPの記事の中で専門家は、動物の健康への影響についての知識不足という非難を退けている。 これらのワクチンを製造する実験室によって、登録審査の一環として当然ながら研究が実施されたと述べる。つまり、 研究は製造者によって行われたということである。 もし動物の成長や健康に影響があるならば、専門家たちが最初にそ れを検出し、告発するだろうと専門家は主張する。
ここで、ジャン=マルク・サバティエ博士の回答を見てみよう。
質問:
動物に投与されたメッセンジャーRNAワクチンは、 人間が食べる肉の中に残っているのか?
答え:
はい。 動物がメッセンジャーRNAでワクチン接種されている場合、 リスクがある。
これはアヒルについても、牛についても同様である。
牛がメタンを生成しないようにするためのメッセンジャーRNAも存在する。
CEVA社はアヒルに対するメッセンジャーRNAワクチンを製造している。
ある人々は、メッセンジャーRNAは加熱によって、 つまり調理温度によって分解されると主張する。
確かにメッセンジャーRNAは熱に敏感だが、実験データはそれが非常に耐熱性を持つ場合もあること を示している。
短 ければ短いほど、より安定性が高い。 RNAの構造に応じて、その安定性も異なる。 あるRNAは100°Cで10分間安定しており、 80°Cでは65時間安定している場合もあった。
アヒルのRNAの場合、それは酸化鉄ナノ粒子およびスクアレンとともに注入される。つまり、自己増幅型メッセン ジャーRNAは裸の状態ではない。それは他の物質と接触しても分解されないように保護されてる。
分解されないどころか、むしろ保護されている可能性がある。そして、スクアレンが耐熱性を持つことは知られてい る。
